◇関西学生サッカー前期リーグ第4節(2014年4月27日 J-GREEN堺・メインフィールド)

<関西大4-0同志社大>関大が今季初勝利だ。前半にFW原口が先制点をあげると、後半にも3点を追加。待望の勝ち点を手にした。

 「強豪・関大」が戻ってきた。そう感じさせる試合だった。

 プレーの積極性が前節までと大きく変わっていた。90分を通して11本というシュート数は前節の倍以上。2アシストのDF内田は「動き出し、パス、シュートまでDFラインと前線がかみ合っていた」と確かな手応えを口にした。

 島岡監督が「非常に良かった」と評価したのが先制点の場面。MF和田が高い位置でボールを奪うと、原口のシュートまで、たった2本のロングボールで持ち込んだ。前節までの手詰まり感を取り払うようなピッチを広く使った早い攻撃だった。

 ここから第7節まで、試合の間隔が短い過密日程が始まる。「ここが前期リーグの山場」(島岡監督)。内田は、「今日の勝ちを次の試合の勝利につなげなければ」。前節までの3連敗の借りを一気に返す覚悟だ。

◎布施 大学初ゴール

 2年生のMF布施が大学サッカー初ゴールを決めた。65分、サイドを崩した内田からマイナス気味のパスを受けると、一度切り返してから「イメージ通り」という右足のミドルシュート。ボールは鮮やかな弾道を描き、ゴールネットに突き刺さった。「今まで全然決められてなかったからよかった」と笑顔を見せた。

【前半】関大1-0同志社
【後半】関大3-0同志社
【試合終了】関大4-0同志社
【得点】関大:FW原口(10分)、FW成田2(50分=PK・86分)、MF布施(65分)

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