◇関西学生サッカー前期リーグ第3節(2014年4月20日 J-GREEN堺・メインフィールド)

<関西学院大3-1同志社大>エースストライカーの実力を見せつけた。38分に先制点を決めると、1点差に迫られた79分には、こぼれたボールを冷静に流し込みチーム3点目。2連勝に大きく貢献した。

 70分、一瞬の隙を突かれ相手に得点を許し、1点差に迫られた。その後PKを得るもボールは無情にもバーを直撃。流れは完全に同志社に傾いたかに見えた。

 しかし、ここでFW呉屋がエースストライカーとしての実力を見せつけた。79分、MF徳永からボールを受け、技ありのループシュート。「競っていた時に転がってきたからラッキーだったけどシュートはイメージ通り」。試合を決定づけた。

 試合後、呉屋は「後半、自分のPK失敗で相手に流れを渡しかけてしまった」と自身のミスを悔いたものの、今期の得点数を5に伸ばし、3戦連発と好調を維持している。「自分が点を取れたら勝ちにつなげられる」とエースとしての資質は十分。今後のさらなる飛躍が期待される。

【前半】関学1-0同志社
【後半】関学2-1同志社
【試合終了】関学3-1同志社
【得点】関学:FW呉屋2(38分=PK・79分)、MF出岡(68分) 同志社:MF俵石(70分)

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