【サッカー】立命 好調続く
◇関西学生サッカー前期リーグ第2節(2014年4月12日 キンチョウスタジアム)
<立命館大2-0関西大>華麗な勝ち方だった。守るときは全員。カウンターも常に複数で関わり合う。タレント揃いの関大を、立命の「チーム力」で打ち破った。
「相手のサイドバックが上がってくるのは分かっていた」とMF茂。1点リードで迎えた39分、右サイドで縦へのドリブルを開始。この時点で、相対するはずの関大左サイドバック・山田は攻撃参加から戻りきれていなかった。相手センターバックが慌ててカバーに入ると、マークが手薄になった中央へすかさずクロス。受けたFW勘原がボールを枠に蹴り込むのは、難しいことではなかった。
「(ボールを)持つチームと持たせるチームの差。そこに勝機を見出せた」と米田監督は言う。無失点に抑えた守備陣は、関大の人数をかけた攻撃にも距離感を崩さずに対応。さらには前線の裏を狙う動きに合わせてボールを送り出し、チャンスの起点になり続けた。
昨年は開幕8戦勝ち星が無かったチームにとって、自信につながる完封勝利となったのは事実。だが、「ここで満足してはいつか崩れる」とDF高橋。好調のうちに波に乗ることがチームの安定につながる。
米田監督は気を引き締めるかのように言った。「まだ、2試合しか終わっていない」。
◎関大 元気なし
関大は開幕2戦連続で完封負け。立ち上がりに失点すると、悪い流れを最後まで引きずった。「まんまと相手の術中にはまってしまった」と島岡監督。話す声には力が無かった。
【前半】立命2-0関大
【後半】立命0-0関大
【試合終了】立命2-0関大
【得点】立命:MF高畑(9分)、FW勘原(39分)
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