昨年の部員の不祥事を理由に、野球界から姿を消していた近畿大硬式野球部。リーグ復帰と同時に新体制で再出発することを発表。首脳陣の入れ替えが行われた。監督には田中秀昌氏が就任。田中氏は上宮高校、東大阪大学柏原高校で監督を歴任し、監督として3度甲子園の出場経験がある。

 今回の人事では元パナソニック野球部の光元一洋氏をコーチとして新たに招へい。光元氏は1997年に当時の松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)に入社。以降17年間にわたり野球部に関わった。今季から専属コーチの松丸文政氏とともに2人体制で指導にあたる。近大野球部は昨季まで監督、コーチは1人ずつ。リーグ復帰に備え、盤石の体制を整えた。

 近大が復帰することで6大学での開幕となった2014年度関西学生野球リーグ。新体制のもと、近大硬式野球部は再スタートを切る。