Twitter新入生用アカウントって誰のため?
Twitterを利用していると、よく見かけるのが非公式の大学新入生用アカウント。ほとんどが1000人を超えるフォロワーを持つ。誰が何のためにやっているのか。これらの非公式アカウントの裏には金銭の動きがある。管理者のほとんどは現役の大学生。アカウントを通じて自分のサークルの宣伝をしたり、アルバイトの仲介によって利益を得たりしている。
ある男子京都大生(4年)は32個の新入生用アカウントを管理している。アルバイトの求人情報サイト「ユニラボ」を運営しており、サイト上のアルバイト求人情報を各アカウントでツイート。アルバイト契約が成立すれば報酬を得ることができる「成功報酬型」の仕組みを取っている。新入生用アカウントをフォローしている学生にターゲットを絞れるので、関心を持つユーザーを取り込みやすいというメリットがある。新学期の始まる4月や9月は求人が多く、もうけになるという。もちろんバイトの求人情報だけではフォロワーは増えない。「関西のおいしいグルメやオススメスポットなど、新入生にとって有益な情報の中に紛れさせている」と話す。
大学新入生用のTwitterアカウントは非公式のものが多く、ただ眺めているだけではその実態はなかなか見えてこない。しかし、ツイートを注意深く見ているとその目的が浮かび上がってくる。
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