関関同立ラーメン戦争
日本にはさまざまな種類のラーメンが存在する。そんなラーメンに情熱を注ぐ大学生が急増中。大学で次々にラーメンサークルが結成される。今回は関関同立のラーメンサークルに密着。各大学ごとにピックアップした。
関西大 めんこい
関西大のラーメンサークル「めんこい」は部員のほとんどが女子で構成されている。昨年4月に1年生の女子2人により結成された。現在部員は13名で、活動は月に2回。部員数は少ないながらも、昨年、関西大の学園祭に出店し「めんこい特製油そば」を学生に提供した。女子が多い「めんこい」ならではのヘルシーな油そばを販売したところ、大盛況。今年の学園祭にも出店するということで、女子は要注目だ。
関西学院大 K.G.らーめんサークル MenMen
関西学院大の学生を中心に活動しているラーメンサークルが、「K.G.らーめんサークル MenMen」だ。おととしの4月から活動しており、関関同立のラーメンサークルの中では一番の古株。また120人と大規模なのが特徴だ。活動は月2回とやや控え目だが、兵庫県の学生にもっとラーメンを食べてもらいたいという思いから、年1回フリーペーパーを発行している。内容は西宮のラーメン店紹介がメインとなっており、クーポンも付いている。前回発行した号は5日間で配布終了になるなど大反響だったそうだ。現在、新しいフリーペーパーを作成中で、5月から配布が開始されるとのこと。
同志社大 拉麺研究会
同志社大の「拉麺研究会」は、昨年5月から活動を始め、週に2回京都市内に多数あるラーメン店を巡り、食べ歩きを行っている。時には京都を飛び出して、滋賀や大阪、東京など全国各地に遠征をしているという。 「拉麺研究会」は関関同立の中で特にラーメン作りに力を入れているサークルで、同志社大の学園祭では、手作りの味噌ラーメンを1100食以上売り上げた。「思っていた以上にラーメンが売れ、仕込みが大変だった」と代表の伊藤聡孝さん(政策・2年)は語る。ラーメンの製作期間は夏休みから半年かけて行い、味の研究を重ねた。 拉麺研究会の今後の目標は、自分たちがプロデュースした、おいしくて添加物が含まれないラーメンを学食に提供すること。そしてそれをたくさんの学生に味わってもらうことである。
立命館大 ぐる麺‘s倶楽部
立命館大の1年生で昨年10月に結成されたラーメンサークル「ぐる麺‘s倶楽部」は週に一度、20人の部員で集まり京都市内のラーメンを食べ歩いている。 結成して間もないため、まだ特別な活動はしていない。それでも4月20日には京都市の二条BiViにて同志社大の拉麺研究会と合同で新歓イベントを行う予定。特製ラーメンの提供や、利きカップラーメンなどの企画を計画中だ。まだまだ成長途中のぐる麺‘s倶楽部に今後も注目だ。
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