オセロ世界一の男
大阪府の大学に通う1年生の岡本一樹さん。昨年10月末にスウェーデン・ストックホルムで開催されたワールドオセロチャンピオンシップ2013で見事優勝を果たした。昨年が4回目の出場。2012年は準優勝だった岡本さんにとって念願の世界一だ。「次回も出場して、また優勝したい」と意気込んでいる。
岡本さんがオセロを始めたのは小学3年のとき。ルールが簡単でわかりやすく、夢中になった。「最初は全く勝てなかったが、もっと強くなりたいと思いオセロを続けるうちに次第に勝てるようになった」と話す岡本さん。中学3年のときには全国大会で優勝した。
世界一の実力を持つ岡本さんだが、オセロは趣味の1つにすぎない。家にいるときはオンラインで対戦をし、月に1、2回ほど地元の大会や練習会に参加する。気が向いたときや暇な時間にオセロをするそうだ。岡本さんがオセロをするのは、純粋に楽しくて、好きだから。「オセロは楽しいし、勝ちたいと思っている。勝てるから楽しく感じる」とへの思いを口にする。
もっと多くの人にオセロの面白さに気づいてもらいたいと言う岡本さん。「誰でもできるので、ちょっとだけやってみてほしい。ルールは一分でわかるが、マスターするには一生かかると言われるほど奥が深い」と魅力を語る。世界一となった今でも、まだまだ上があると岡本さんは言う。「今後もオセロを極めたい」と意欲を見せる。
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