小学生がキャンパスライフ
摂南大において、2月28日、小学生の体験入学が行われた。午前中は陶芸教室とパタパタ飛行機を作成する科学教室、学食での昼食をはさみ、午後からはクラスの協力の大切さを学ぶイニシアティブ・ゲームが行われた。参加した児童らは大学を楽しんだ様子だった。
今年で9回目の開催となる摂南大1日体験入学。寝屋川市立桜小学校の児童らを大学に招き大学生として1日を過ごしてもらう。教授だけでなく、摂南大のボランティアスタッフズやテクノスタッフの学生らも先生役として児童らのサポートに携わった。
「先生というよりはお兄さん、お姉さんのように接している」と話した光畑梢さん(摂南大・3年)。先生のようにただ教えるのではなく、一緒にやって楽しむことを心掛けているそうだ。
実際、パタパタ飛行機の作成では、作り方がわからず困っている児童と一緒になって取り組んでいた。細かい作業が続き「もう無理」「つくられへん」などと弱音を吐く児童もいたが、学生らスタッフの手助けを借りて完成を目指していた。
光畑さんは「良いお兄さんお姉さんの姿を見せたい」と話す。将来子どもたちが自分もこういう風になりたいと思ってもらえるよう、子供たちの前では特に気をつけて行動しているそうだ。
体験を終えて児童らは「楽しかった」「学食は給食よりおいしかった」などと話して、大学生活を満喫した様子だった。
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