【サッカー】関学 惜敗も意地見せる
◇第62回全日本大学サッカー選手権大会準々決勝(2013年12月20日 相模原麻溝公園競技場)
<関西学院大(関西第3代表)2-3鹿屋体育大(九州第1代表)>1-1で迎えた終盤、関学は連続失点で一気に2点を追う展開に。後がない状態から猛攻を仕掛けて1点を返すものの、惜しくも及ばず。ベスト8で姿を消した。
2点を勝ち越された直後の後半アディショナルタイム。CKを獲得したのを見た4年生のGK一森は相手ゴール前へ猛然と駆け寄った。「俺が入れてやる」。
相手にクリアされても、一森は自陣に戻ろうとしない。MF小幡にしんがりを任せ、パスを要求してはロングボールを前へ、前へ。そして、試合終了を告げる笛が鳴る直前。自らPA内に走り込み、小幡のクロスに頭で合わせる。そのボールを受けたのは同じく4年生のDF沓掛。強烈なダイレクトシュートでネットを大きく揺らした。
最後まで決して諦めない。この姿勢は「関学が一番大事にしていること」(一森)。大学サッカーのラストマッチでそれを体現し、沓掛も「後輩に見せることができてよかった」。2人の4年生が見せた意地は、来季を戦う後輩らの目にしっかり焼き付いたはずだ。
【前半】関学1-1鹿屋体大
【後半】関学1-2鹿屋体大
【試合終了】関学2-3鹿屋体大
【得点】関学:FW呉屋(※45+1分)、DF沓掛(※90+4分) 鹿屋体大:FW大山(11分)、MF福森(85分)、MF湯浅(90分)
(注)得点時間の※はアディショナルタイム
この記事に関する写真はこちら:https://www.facebook.com/photo.php?fbid=715949431748393&set=a.588528491157155.1073741833.430773716932634&type=1&theater
コメントを残す