【サッカー】関大 関東の強豪に完敗
◇第62回全日本大学サッカー選手権大会2回戦(2013年12月18日 Shonan BMWスタジアム平塚)
<関西大(関西第4代表)1-5専修大(関東第1代表)>後半に牙をむいた関東3連覇の強豪になす術はなかった。前半を1‐0と調子良く折り返した関大だったが、後半に専修大の猛攻に遭い5失点。2回戦敗退となった。
「今までやってきたことは間違っていなかった。出せる力は出し切った」。試合後、ゲームキャプテンのDF前田はそう話した。試合直後こそうな垂れた選手らだったが、その後は明るい表情を見せた。
その大きな要因が前田が「完ぺきだった」と話した前半だ。強豪専修大の素早いショートカウンターに何度もゴールを脅かされた関大だったが、DF陣が集中してゴールを割らせない。
そして迎えた24分、DF陣の奮闘にMF原口が応えた。ゴール前で相手DFを1枚かわし、そのまま右足で痛烈な先制弾を決めた。
しかし集中力は後半まで続かなかった。後半開始わずか2分にゴール前でFKを与えてしまい、同点弾を打たれると、69分には勝ち越しを許してしまう。専修大のDFの圧力に関大はボールを押し戻され、大きく前に出すもセカンドボールを取られてしまう。そのまま攻撃に転じることができず、一方的に攻め込まれ5失点。後半の専修大の戦いぶりを「王者やなと感じた」と主将のDF都並は振り返った。
試合後、都並は「下級生が戦力の足りない4回生の力になってくれて本当に感謝している」とここまで奮闘した下級生をねぎらった。島岡監督も「選手らには感謝している」と話し、「試合後半もたなかった部分が残されたメンバーの課題だ」と次世代への課題を早くも指摘した。
【前半】関大1-0専修大
【後半】関大0-5専修大
【試合終了】関大1-5専修大
【得点】関大:MF原口(24分) 専修大:MF長澤2(47分・69分)、FW前澤(75分)、FW仲川(77分)、OG(※90+1分)
(注)得点時間の※はアディショナルタイム
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