◇全国大学ラグビーフットボール選手権大会セカンドステージ (2013年12月15日 近鉄花園ラグビー競技場)

 セカンドステージ第2戦、同志社大(関西リーグ2位)と流通経済大(関東大学リーグ戦1位)と戦い。同志社は前半リードするものの、後半は相手の力に屈し逆転を許した。結局26−34と競り負け、先週の筑波大戦に続いての連敗となった。

 前回、筑波大(関東大学対抗戦4位)に破れ準決勝進出に後がなくなった同志社。第2戦の相手は、関東リーグ戦覇者の流経大だ。前半2分、8分にWTB宮島がペナルティゴールを成功させ先制する。その直後に6-5と攻め寄られるも、15分には右中間から左に展開しCTB林がポスト左にトライ。11-5と突き放す。さらに37分、ゴール直前からNo.8西林が追加点をあげ12-16で折り返す。

 後半も同志社が幸先良く先制を奪う。後半3分、SH大越がポスト下にトライを決め、12-21と差を広げる。だが、これ以降試合は流経大ペースで流れた。あっという間に逆転を許し21-29と攻め込まれる。「コンタクトに寄るのが遅くなって、相手のフィジカルにやられた」(キャプテンHO秋山)。その後20分に、No.8西林がペナルティから左中間にトライを決めるもののゴール不成功。逆に、終了間際で追加点を奪われ、結局26-34で敗れた。

 アタックなどディフェンス面では、自分たちが対策してきたことを発揮できたという同志社。ただ、「関東のチームは強いブレイクダウンに揉まれている分経験値が上」と山神監督は話す。「力の差はあっても、こういう試合を経験し強さを80分間出し切ることが必要」と決して勝てない相手ではないことを強調した。

【前半】同志社16-12流経大
【後半】同志社10-22流経大
【試合終了】同志社26-34流経大