◇関西学生サッカー後期リーグ最終節(2013年12月1日 J-GREEN堺・メインフィールド)

<関西学院大5-0びわこ成蹊スポーツ大>前節で既に全日本選手権(インカレ)出場を決めていた関学が、序盤から試合の主導権を握る。すると幸先よく8分に、MF関のFKをDF福森が頭で合わせて先制。その後もFW呉屋の2ゴールなどで5位のびわこ成蹊大を突き離し、最終節を大勝で飾った。敗れたびわこ成蹊大はインカレ出場の可能性が消滅した。

 リーグ最終節に勝利してインカレに向けて弾みをつけたい関学は、前半開始まもなく先制すると、続く14分にはMF徳永のFKにDF沓掛が頭で合わせて追加点をあげる。その後は、一時びわこ成蹊大に主導権を奪われるも、57分にはダメ押しとなる呉屋のゴールでびわこ大を突き放す。さらに84分、MF小幡が4点目となるゴールを決めると、試合終了間際にも、この試合2点目となる呉屋のゴールで5点目をあげる。攻守がうまくかみ合い、5-0の大勝で、今季のリーグ最終戦を締めくくった。

 試合後に、先制点をあげた福森は「セットプレーはいつも練習していたので、ボールに合わせるだけだった」と今日の試合を振り返った。

 関学は12月15日に広島修道大(中国地区第一代表)と激突する。今季リーグ得点王となった呉屋は「もちろん(インカレでの)目標は、日本一になること」とインカレへの抱負を語った。

【前半】関学2-0びわこ成蹊大
【後半】関学3-0びわこ成蹊大
【試合終了】関学5-0びわこ成蹊大
【得点】関学:DF福森(8分)、DF沓掛(14分)、FW呉屋2(57分・90分)、MF小幡(84分) この記事に関する写真はこちら:https://www.facebook.com/photo.php?fbid=706341046042565&set=a.588528491157155.1073741833.430773716932634&type=1&theater