◇関西学生アメフトリーグ最終節(2013年11月23日 エキスポフラッシュフィールド)

 神戸大は第1Qに先制TDを奪ったものの、その後は近大のランオフェンスに苦しみ14−35で敗戦。1勝6敗の7位でシーズンを終え、2部リーグ所属の大阪府立大との入れ替え戦に回ることとなった。もう一方の龍谷大ー大阪教育大の試合は13−3で龍谷大が勝利した。

 勝てば1部残留、負ければ入れ替え戦出場という大事な試合となった近大戦。第1Q4分、パント直後のシリーズで相手のファンブルをLB笹池がリカバーし、敵陣36ヤードからの攻撃となり大きなチャンスを迎える。神戸大はパスオフェンスで残り5ヤードまで攻め込むと6分にQB尾原からWR麻生へのTDパスが通り先制。相手のミスをついて先制した神戸大はその後も大きなピンチを迎えることもなく試合を優位に進めていく。しかし第2Q7分、相手のタックルを浴びたエースQB尾原が負傷退場。攻撃の核を失った神戸大は終了間際に逆転となるTDを奪われ1点リードで前半を折り返す。

 後半に入ると相手のランオフェンスを止められず4TDを奪われるなど近大に力の差を見せつけられてしまう。攻撃陣も尾原が抜けた穴を埋められず麻生のTDのみに終わり14−35で敗戦。リーグ戦を1勝6敗の7位で終えることとなった。

 2009年以来の入れ替え戦出場となった神戸大。2部リーグ所属の大阪府立大学との試合となるが怪我で途中交代となった尾原の出場は微妙で2週間後の試合に不安が残る。苦しい状況だが、主将の嶋崎は「絶対に勝ちたい」と意気込みを見せている。

【第1Q】神戸大6−0近大
【第2Q】神戸大0−7近大
【第3Q】神戸大0−14近大
【第4Q】神戸大8−14近大
【試合結果】神戸大14−35近大