【アメフト】関学 単独首位に浮上
◇関西学生アメフトリーグ第6節(2013年11月9日 長居第二陸上競技場)
関西学院大はWR梅本が2TDを奪う活躍などもあり35−15で関西大に勝利。リーグ戦6連勝で単独首位に立った。もう一方の試合は龍谷大が近畿大に20−15で勝利した。
8日の試合で立命館大が敗れたため、勝てば関学の4季連続優勝が決まる大一番となった伝統の関関戦。前節京都大に快勝した勢いそのままに序盤から関学ペースで試合が進む。
第1Q4分、最初の攻撃シリーズでQB斎藤からWR梅本への24ヤードTDパスが通りあっさり先制。続く第2QにはLB池田のインターセプトからチャンスを作ると、2分にまたも斎藤から梅本へのTDパスが通り追加点を挙げる。7分にもRB三好がTDを決めるなど、21−2と関大に大きくリードを広げて前半を折り返す。
しかし後半に入ると途中出場のQB石内のパス、そしてワイルドキャットフォーメーションを多用する関大オフェンスに手を焼き、関大ボールの時間が続く。第3Q6分にTDを許すなど徐々に流れが関大へ傾き、選手たちにも焦りの色が見える中、第4Q8分に池田が相手のファンブルをリカバーし70ヤードTDを奪うなど、相手のミスを見逃さず再びリードを広げる。試合終盤には関大の主将WR前田が意地のTDを決めるなど、最後まで白熱した試合となったが、関学は5つのTDを奪い35−15で勝利。見事に53回目のリーグ優勝を果たした。
「そんな簡単に終わるゲームではないと分かっていた」と話すのは鳥内監督。総獲得ヤード数では関大を下回るなど、スコア以上に苦しみながらの勝利であった。パス21回中17回成功と高いパス成功率を記録し、勝利に大きく貢献した斎藤は「勝たなければ先はない。次の一戦が大事」と勝利の余韻に浸ることはなく、全勝優勝に向けて最終節の立命戦を見据えていた。
【第1Q】関学7−2関大
【第2Q】関学14−0関大
【第3Q】関学0−7関大
【第4Q】関学14−6関大
【試合結果】関学35−15関大
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