◇関西大学Aリーグ第3節 立命館大46-7関西大(2013年10月20日 宝ヶ池球技場)

 リーグ優勝を狙う立命館大は、今年31年ぶりに大学Aリーグへ昇格を果たした関西大と戦った。立命は、後半の失点を0に抑えるなど終始関大を圧倒。相手に流れをつかませず46−7と快勝した。

 あいにくの雨が降る中での戦いとなった第3節、連勝をねらう立命は今季からAリーグに昇格してきた関大を一蹴した。

 「みんなの成果が出たトライだと思う」と話すキャプテンの庭井。前半3分、SH井之上から受け取り先制トライを決めると、27分にもゴール前10mのラインアウトのモールから自ら持ち出してトライを成功させた。

 前半の終盤に1トライを返されたが、試合の主導権は渡さない。後半8分にLO宇佐美、17分にPR西林が押し込んでトライを奪うなどFW陣の活躍が目立つ。SO井本の負傷退場により交代で入った大城のゴールも決まりだし、結局45-7と完勝した。

 しかし試合後、「FW一辺倒になってしまっている」と中林監督は課題も指摘。「もっとBKが自分からすすんで動いて点をとりに行くという勢いが欲しかった」と話した。