【奨学金問題】国内企業で最大 給付制創設 JT
自宅生か自宅外生かを問わず月額5万円、さらに初年度に入学金として30万円、授業料として毎年54万円が支給される。自宅外生であれば月あたりの支給額が5万円増え計10万円となり、入学一時金として30万円が支給される。授業料と生活費のほぼ全てを賄うことが可能になり、まさに「至れり尽くせり」だ。 1回目の募集は2014年度入学者を対象に9月20日まで行った。学業・人物ともに優秀で、経済的に苦労している全国128校の指定校に在籍する高校生で、同社の定めた33の国公立大学へ合格することが給付条件。最終的には40人程度を選考する。また、入学後の来年4月にも大学推薦枠としておよそ10人の募集を予定で、給付対象者は合計でおよそ50人となる。同社担当者は当奨学金について「わずかなりとも教育機会の均等確保に向けた解決・解消の一助となり、更に支援の輪が社会全体に広がることを期待している」と話す。
コメントを残す