阪南大 苦しみながら逆転勝利
関西学生サッカー後期リーグ第1節、阪南大-関西国際大が9月21日、J-GREEN堺で行われた。2位の阪南大は退場者を出し苦戦するも、終盤にMF可児の2ゴールで逆転に成功。4-3で競り勝った。首位の大阪体育大が神戸国際大と引き分けたため、勝ち点差は1に縮まった。
終了間際、可児がGKをかわして左足のシュートを枠に流し込むと、ベンチまで総立ちで歓喜に湧いた。「あの冷静さ(が見事)だよね」と須佐監督も絶賛するゴールが劇的な逆転弾となった。
前期第1節では8点差で圧勝した相手に苦しめられた。1点リードの13分、関西国際大MF見手倉との1対1をスライディングで防いだGK原田が一発退場。直後のPKで同点にされると、後半にも58分、60分と立て続けに失点した。数的不利から思い通りの試合運びを封じられたが、「そうなっても諦めずに戦った」(須佐監督)。後半はシュート数を4本にまで抑えられながらも、高い決定力で3点をもぎ取った。「この勝ち点3(の意義)は大きい」と話す須佐監督は安堵の表情を浮かべる。
今日の勝利で首位との勝ち点差が1に縮まった。2連覇に向け、巻き返しが始まる。
【前半】阪南大1-1関西国際大
【後半】阪南大3-2関西国際大
【試合終了】阪南大4-3関西国際大
【得点】阪南大:FW河田(8分)、MF窪田(72分)、MF可児2(79分・90分) 関西国際大:DF表(17分=PK)、MF見手倉2(58分・60分)
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