関西学生サッカー前期リーグ第11節、立命館大-大阪体育大が9月15日、J-GREEN堺で行われた。立命は首位を走る大体大に主導権を握られ2得点を許し、後半にMF茂の2試合連続となるゴールで1点を返すもそこで試合終了。1-2で惜しくも敗れ、立命は前期リーグを白星で終えることはできなかった。大体大は勝ち点を伸ばし、首位でリーグ前半を折り返した。

 ここまで1勝4分5敗と調子の上がらない立命。しかし、怪我からの復帰となった前節の関西学院大戦で、2ゴールを挙げた茂がまたも得点を挙げ存在感を示した。

 2点を追う後半、茂が意地を見せた。85分、頭で押し込み1点を返すことに成功。前半は押し込まれる場面が目立ったものの、スピードを生かし守備からカウンターで攻撃のチャンスを狙い続けたことで得点へとつなげることができた。

 「スピードがあり、攻撃のアクセントになれる選手」と松岡監督は太鼓判を押す。

 試合後、茂は「自分が点を取ってチームが勝てるようにしたい」と後期リーグの目標として10得点を挙げた。これからの躍動に期待が寄せられる。

【前半】立命0-1大体大
【後半】立命1-1大体大
【試合終了】立命1-2大体大
【得点】立命:MF茂(85分) 大体大:FW伊佐(19分)、FW澤上(64分)

この記事に関する写真はこちら:https://www.facebook.com/photo.php?fbid=664470516896285&set=a.588528491157155.1073741833.430773716932634&type=1&theater