大体大 PK戦制し8強入り
激闘の末に迎えたPK戦、GK村上の気迫のセーブがチームに勝利をもたらした。延長後半に自らのクリアミスで危ない場面を作ってしまった中、「見せ場はここしかない」と村上。相手の1人目MF細見、2人目FW木村を連続で抑えると、5人目DF古賀のキックも見事な横っ飛びで弾いた。自信やブレのなさといった要素が結果につながったのだろう。大学に入ってからPK戦は初めてだったと話しつつも「コースがだいたい読めたからこっちに飛ぼうと決めていた」と言ってのけた。 坂本監督が強調する勝因は「追加点を取られなかったこと」。怪我でDF坂本を欠く守備陣は立ち上がりから安定感を欠き、7分にあっという間の失点。その一方でMF安田とMF山本の両サイドハーフは徹底マークされ、攻撃に起点をなかなか作れなかった。そんな苦しい時間帯の24分、FW伊佐がチームを救う同点弾。殊勲のエースを坂本監督も「悪い流れの中でよく決めてくれた」と称える。 準々決勝も強豪の明治大との対戦だが、坂本監督は「どこも一緒」と気負わない。村上も「関東のチームはうまいけど、そんな相手にも泥臭く勝とうと決めている」。大体大の強気なプレーに期待がかかる。 【前半】大体大1-1中央大 【後半】大体大1-1中央大 【延長前半】大体大0-0中央大 【延長後半】大体大0-0中央大 【PK戦】大体大3-2中央大 【試合終了】大体大2-2中央大 【得点】大体大:FW伊佐(24分)、MF澤上(56分) 中央大:FW澤田2(7分・72分) この記事に関する写真はこちら:https://www.facebook.com/photo.php?fbid=646925668650770&set=a.588528491157155.1073741833.430773716932634&type=1&theater
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