小雨が降る中行われた立命と神戸国際大の一戦。現在立命はリーグ戦11位、神戸国際大は12位で、まだ2チームとも白星がない。どちらのチームもリーグ戦中断前になんとしても白星がほしかった。  試合開始2分、早くも試合が動く。立命のMF双木がPA内で相手GKに倒されPKを獲得。それをFW加藤が決め、先制に成功する。前半はボール支配率もゴール数も立命が上回っていたが、得点には結び付かない。神戸国際大の体を張った守備に攻撃を阻まれ、そのまま1-0で前半を折り返した。    今季は後半に失点し、ここまで1勝もあげられなかった立命。後半に入り、選手を3人交代してさらに守備に力を入れ、相手の攻撃に全員で対応した。また更なるリードを狙い、攻撃の手も緩めない。56分にMF江口が、PA中央でシュートを決め3試合連続となる得点を挙げる。アディショナルタイムには、「なんとしても点を取りたかった」と加藤がFW前岡からのパスをPA中央で受け、ループシュートで今試合2得点目を決めた。立命は3-0で完封勝利。勝ち点3を獲得した。  試合後、松岡ヘッドコーチは「(リーグ戦初勝利に)正直ホッとしてる。この勝利で、チームの空気がガラッと変わる」と喜びを語った。また、チームの課題を聞かれ「90分間走り続けられるフィットネスが必要。セカンドボールをしっかり拾えるように、次節までに準備をしていきたい」と前を見据えた。次節が行われるのは9月11日。リーグ戦中断期間中に、レベルアップを図る。 【前半】立命1-0神戸国際大 【後半】立命2-0神戸国際大 【試合終了】立命3-0神戸国際大 【得点】立命:加藤2(2分=PK・※90+2分)、江口(56分) (注)得点時間の※はアディショナルタイム この記事に関する写真はこちら:https://www.facebook.com/photo.php?fbid=617987744877896&set=a.588528491157155.1073741833.430773716932634&type=1&theater