関学 パナソニックに惨敗
第1Q、関学はQB斎藤のパントプレーをブロックされ、一気にレッドゾーンへと運び込まれる。これをディフェンス陣が懸命に守るも押され、先制点を許す結果となった。第2Qでは相手の強固なパスプロを崩せず、何度もスクリーンパスを通される場面が増えるもTDは阻止。FGの失点にとどめた。 一方のオフェンス陣も序盤から苦戦。斎藤を中心に攻撃を試みるが、連続的にゲインを獲得できずに前半を終える。10‐0と追いかけるかたちとなった。 後半、「短いパスを意識した」と斎藤のパスがWR木戸、梅本へと通り、攻撃の流れを作る。RB鷺野の果敢な中央突破など徐々にゲインを重ねていくが、相手のQBサックやインターセプトのビッグプレーに沈黙。後半から巻き返すことができなかった。 試合終了残り1分、斎藤のパスがWR樋之本に渡り、この試合初めてのTDに成功。欲しかった得点を手にする喜びも束の間、試合終了の笛が鳴り、8‐24と惨敗した。 主将DL池永は「チーム全体に一体感がなかった。完敗した」と悔しい表情を浮かべた。また、「秋季リーグに向けて今後どうしていくか考えなければ」と先を見据え、切り替える姿勢も伺えた。 昨年、惜しくも日本一の夢は途絶えてしまったファイターズ。日本一を決めるライスボウルは社会人と対戦する。現段階では池永が指摘するように力不足は否めない。
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