関大 痛み分けの関関戦
1日の関西選手権決勝で立ち上がりの不安定感を克服した関大。この日も同じ布陣で臨むと、徹底した攻守の切り替えから流れをつかんだ。17分にCKから先制。21分にも右サイドからのクロスを受けたFW阪口が冷静に決め、早くも2点のリードを得る。しかし、余裕が出てから「足が止まってしまった」と主将のDF都並。関学がMF小幡のキレのあるドリブルを起点に攻撃を展開すると、関大は防戦一方となった。 何とか無失点で折り返してハーフタイムに修正を図る関大だったが、「全員でまとまることができなかった」(GK崔)。後手後手の展開は続き、66分に失点。さらに83分、CKを崔が弾くもクリアしきれず、関学DF沓掛に同点弾を叩きこまれた。何とか勝ち点3が欲しかった関大だが、その後も攻撃は単調に終わり、2-2で後味の悪い引き分けに終わった。 関西選手権決勝という大舞台で自分たちの目指すサッカーを見せた関大。それを再び体現できるかを試す一戦でもあったが、「ものの見事に失敗してしまった」と島岡監督は肩を落とす。しかし8月の総理大臣杯を前に残すリーグ戦は一試合のみとなり、立ち止まってはいられない。都並は「(次戦は)自分たちがどれだけやれるか試される」と意気込む。崔も「次の試合どう変わったか楽しみにしてほしい」と修正への自信を覗かせた。 【前半】関大2-0関学 【後半】関大0-2関学 【試合終了】関大2-2関学 【得点】関大:小椋(17分)、阪口(21分) 関学:徳永(67分)、沓掛(83分) この記事に関する写真はこちら:http://www.facebook.com/photo.php?fbid=615221191821218&set=a.588528491157155.1073741833.430773716932634&type=1&theater
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