関学 力及ばず
準決勝で惜しくも大阪体育大に敗れ、3位決定戦に回ることとなった関学。4位以内のため8月に行われる総理大臣杯への切符は手にした。しかし、勝って今大会を締めくくりたい気合の入る一戦となった。 関学は前半から積極的に相手陣へと攻め込み、シュートを放つもなかなか得点に結びつけることはできない。逆に32分、PKを献上してしまい痛恨の先制点を与えてしまう。その後は両者譲らず攻め合いになるも試合は動かず、前半を0-1で折り返した。 後半に入り、守備の乱れが目立ち始める。その隙を突かれ52分、57分と立て続けに失点。このまま終わるかと思われた関学だが、ここから反撃の狼煙を上げる。77分、中央でボールを持ったMF関が豪快なミドルシュートを放ち、待望の初得点。後半途中から投入されたMF森俊は「負けていたので仕掛けてチャンスを作りたかった」とその言葉通り90分、PA中央から左足アウトサイドで冷静にゴールに流し込み追加点を得る。しかし、あと一歩及ばず。2-3で試合終了し、4位で今大会を終えることとなった。 主将のMF平川は「単純に悔しい。立ち上がりからチャンスを決めきれなかった」と沈痛な面持ちで試合を振り返った。「流れが悪くても強いチームなら耐えて自分たちに(流れを)持って来ることができる。そういう部分で関学はまだまだ。次に生かしたい」と来週から再開されるリーグ戦に向けて課題を見据えた。 【前半】関学0-1桃山学大 【後半】関学2-2桃山学大 【試合終了】関学2-3桃山学大 【得点】関学:関(77分)、森俊(90分) 桃山学大:大槻(32分=PK)、道上(52分)、水頭(57分) この記事に関する写真はこちら:http://www.facebook.com/photo.php?fbid=611268655549805&set=a.588528491157155.1073741833.430773716932634&type=1&theater
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