関西王者が見事復活を遂げた。2連敗を喫し、優勝へ一度も負けられない試合で近大の選手らは躍動した。  序盤は接戦を展開。しかし相手のミスもあり、第1セットを何とか25-22で先取すると、第2セットからは一気に近大のペースに。出だしから12-6と大きく突き放し、主将のサイド岡本を中心に次々とスパイクを叩き込み、点を量産。第3セットでは25-13と大きな点差をつけ、見事ストレート勝ちを収めた。  試合後、岡本は「連敗してやっとチームが一つになれた」と安堵した表情を浮かべた。また、同じ4年のセンター伊藤も「今日勝てたことはチームにとって大きい」とうれしそうな表情で話した。  しかしまだ油断はできない。一度でも試合を落とせば、優勝は消滅し、セット数もあまり落とせない状況。センター中島は「まだ安心はできない」と気を引き締めている。関西3連覇に向け、敗けられない試合が続く。 【第1セット】近大25-22大産大 【第2セット】近大25-17大産大 【第3セット】近大25-13大産大 【セットカウント】近大3-0大産大 この記事の写真はこちら:https://www.facebook.com/UniversityNewsNetwork?ref=hl#!/photo.php?fbid=599815856695085&set=a.588528491157155.1073741833.430773716932634&type=1&theater