ナレッジキャピタルは、4月26日にオープンしたグランフロント大阪の中核施設で、最先端の企業や大学、研究機関が集まる「知の創造拠点」。参加型のイベントやブースもあり、訪れる人々の知的好奇心をくすぐる。  アニマルセラピーは犬や馬、イルカなど高等哺乳類の持つ癒し効果を治療に取り込む治療法。ワークショップでは、花ちゃんを含めた3匹ののセラピー犬が登場した。生後3ヶ月から、人に慣れるための特別な訓練を受けており、人前でも臆せず、犬が怖い人でも安心して触れることができる。「ワークショップ開始前、強ばっていた参加者の表情が、終了後とても良い表情に変わったのを見て、アニマルセラピーをしていて良かったと思った」と山口葉純さん(梅花女子大・修士過程)。 参加者はセラピー犬を眺めたり触れたりしながら、しばし癒しの時を過ごした。  息子をセラピーに参加させた母親は「思っていた以上に大人しくて、安心して子供を遊ばせたり触らせたりさせることができた」と満足そうに話した。   梅花女子大は昨年、心理学科においては日本初となる「アニマルセラピーコース」を新設。すでに43人の学生がアニマルセラピスト上級の資格取得を果たしており、学びを深めている。コース新設に伴って昨年からセラピー犬として活躍している、スタンダード・プードルの「梅ちゃん」に引き続き、4月から同犬種であり、今回のイベントに登場した「花ちゃん」が新たな一員となっていた。 この記事に関する写真は:https://www.facebook.com/media/set/?set=a.599830626693608.1073741843.430773716932634&type=3&uploaded=5