京大 快勝で対戦成績をタイに戻す
初戦を落とし、後がない状況で試合に臨む京大。試合が動いたのは5回だった。6番前川、7番酒井の2連打などで一死満塁とすると、近大二番手上野の制球が乱れ、押し出しで先制に成功。さらに追撃する京大は2番大背戸、3番久保津の連打でダメ押しの2点を加え、この回一挙4得点の猛攻をみせた。味方から大量の援護をもらった先発田中は、ランナーを出すものの粘り強い投球で、6回まで無失点の力投。8回に1点を返されるものの、「打たれた後の対応が大事」との自身の言葉通り近大に追加点を許さない。試合は4-1で京大が勝利を収め、勝負を第3戦に持ち込んだ。京大が近大に勝利するのは実に11季ぶり。 京大寶監督は「自分自身としても、近大に勝てたことは嬉しい。今日は堂々たる試合だった」と喜びを露わにした。3回戦についても、「小出をいかに攻略するか。今日のように先制できれば」と、今季初となる勝ち点を見据えていた。また、京大主将久保津は「強豪と互角の戦いができる、という自信の持てる試合になった。あと一勝、気負わずに思い切りぶつかっていく」と意気込みをみせた。 近大、立命と、今季の有力候補と目されるチームから勝ち星をあげた京大。再び引き寄せた11年ぶりの勝ち点獲得の好機を活かせるのか。大きく成長をみせる打撃陣も含め、第3戦の勝敗に注目したい。 この試合の写真はこちら https://www.facebook.com/photo.php?fbid=599880590021945&set=a.588528491157155.1073741833.430773716932634&type=1&theater 京大 000 040 000=4 近大 000 000 010=1 【京大】◯田中−久保津 【近大】●松田、上野、越智、太田−谷村
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