立命 総力戦、京大に辛勝
前の試合5回1失点の好投をみせた京大先発冨田だったが、立命はその立ち上がりを攻めた。4番瀧野の犠飛、さらに5番藤居がフェンス直撃の中越適時二塁打を放つなど、2回終了時点で3-0とし冨田を降板させる。だが3回表、先発の桜井が京大打線につかまる。9番、1番を打ち取り二死とするが、3番九保津、4番松井に二連打をあび、この回2失点。桜井はマウンドを降りた。冨田に代わった田中を攻めあぐねる立命だが、6回表、二死三塁の場面で、打席には初回に適時打を放った藤居。変化球を狙っていたという言葉通りにスライダーをとらえ、センターへ勝ち越しの犠飛を放った。このまま逃げ切るかと思われた立命。だが、継投が上手く機能しない。6回裏、二番手余語が打たれ、さらに失策も絡み無死一、三塁とされ降板、代わった西川(地)がこらえきれず、1点を許してしまう。その後西川はランナーを出しながらもリードを守りきり、最後まで緊張感のある展開をみせた試合は4-3で立命が勝利した。 厳しい3戦を終えた立命松岡監督は「オープン戦での力がいまひとつ出し切れていない。苦しい試合だったが、勝ち点を手にすることができ、次へ繋がった。このままではいけない」と、今後の課題をにじませた。また、主将の伊藤(隆)選手は「チーム全体では良い雰囲気で野球ができている。個々人の調子がどうあれ、必ず勝たなければならない」とコメントした。 接戦を制し、いくつかの課題がみえてくる結果となった立命。次節までの軌道修正が必要となる。 この記事の写真はこちら:http://www.facebook.com/UniversityNewsNetwork?ref=hl#!/photo.php?fbid=594496943893643&set=a.588528491157155.1073741833.430773716932634&type=1&theater
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