「本当にギリギリでやってますね」主将のリベロ馬場は試合後、苦笑いを浮かべながら話した。  昨年のレギュラーだった4年生が去り、サイド2人、そしてセンターのエース松崎を失った龍谷大。そのため今年は実力のある1年生を多くそろえたそうだ。  迎えた試合、スタメンのうち1年生が4人、4年生は馬場一人だった。龍谷大は第1セット、1年生のサイド堀崎とサイド金本を中心に、1年とは思えぬ鋭いスパイクで得点を重ねる。しかし大国大も粘り強い守備でボールを拾い、追いすがる。しかしそれでも龍谷大が最後は振り切り、第1セットを25-23で先取。  その後もリードしては追いつかれる展開を強いられ、思うように流れを掴めない龍谷大。第3セットでは23-24とセットポイントまで追い込まれるも、サイド金本のスパイクで追いつき、最後は相手のミスもあり27-25。全セット追い込まれながら何とか大国大を振り切り勝利した。  試合後、セッター金岡は「(今は昨年の下位との試合なので)もっと上を見据えて、ミスを減らしていかないと」と眉をしかめた。新星龍谷大はまだまだ多くの課題を抱えている。 龍谷大 3-0 大阪国際大 この記事の写真はこちら:http://www.facebook.com/UniversityNewsNetwork?ref=hl#!/photo.php?fbid=594143963928941&set=a.588528491157155.1073741833.430773716932634&type=1&theater