関西ナンバーワン学生DJ決まる
ひとりに与えられるプレイ時間は15分。定番の曲目以外にも聴きなじみのあるロックやゲーム音など、参戦したDJが扱う曲は多岐にわたった。それぞれが個性あふれる多彩な色を引き出し、場の雰囲気を各DJの色に染めた。 DJのプレイ中、参加者は手を挙げて選曲に応え、その場でス テップダンスをするなどし、DJに声援を送った。 「本当にみんな良かったから最後まで誰が選ばれるのかわからなかった。本当にうれしい」と話すのは、この激戦を勝ち抜いたDJ YOSHIKIさん(京産大・3年)。18歳の頃から京都を中心に活動する実力派として有名な学生DJである。 序盤は自身の好きな曲であるSHINGO西成の「大阪UP」でフロアをひとつにし、緊張を吹き飛ばした。そこからはミックスの上手さやスクラッチのタイミング、イコライザーの操作など、プレイスキルの高さをみせつけ、「いつも通りに楽しく回せた」と本領を発揮できたという。全国大会に向けて「大阪代表としての自覚を持ち、他のDJの分まで頑張りたい」と意気込む。 イベン トに参加した学生はRedBullのプルタブを使って審査投票を行う。気に入ったDJの投票ボックスにプルタブをいれることで反映されるという仕組みだ。参加した学生(大産大・4年)は「15分の間で盛り上げるのはいろいろ難しそう。DJのおかげで盛り上がった」とイベントを振り返った。 このRedBull UNIVERSITY THRE3STYLEは学生ナンバーワンDJを決定する戦い。評価基準5項目「創造性」、「選曲」、「スキル」、「ステージ映え」、「フロアの盛り上がり」を著名DJとイベントに参加した学生が審査するという形式をとる。 大阪以外にも東京、名古屋、福岡、札幌から各々の代表者が選出される。それぞれの代表者は4月27日に横浜BayHall(中区)に一同に集結し、学生ナンバーワンDJの座を賭け、対決する予定だ。
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