関学 終盤に追いつかれ大産大と分ける
前節は攻撃陣の活躍で圧勝した関学。今回の試合では大産大の対策を攻略できず、弱点を見せてしまう対照的な結果になった。 出だしこそ順調だった。9分、MF卯田とのパス交換でゴール前に持ち込んだFW呉屋がシュート。相手DFに当たってこぼれたところを詰めていたMF泉が冷静に決め、あっという間に先制点を奪った。 しかし大産大も一方的な試合展開を許さない。関学のダブルボランチとトップ下のトライアングルに徹底してマークをつける。攻撃の起点を失った関学は徐々にペースを奪われていった。成山監督も「研究されていた。あの中でよく1-0で耐えたなと思う」と振り返る。 後半は左サイドのMF小幡が中央に切り込んで相手CBをおびき寄せ、FW呉屋にボールを集める作戦を試みる。しかし球際で競り負ける場面が目立ち、MF卯田らが低い位置での組み立てを強いられたため呉屋は前線で孤立。思い通りに試合を運べず、83分、GK村下がファンブルしたボールを大産大DFの本屋敷に押し込まれ、同点弾を許してしまう。試合はそのまま動かず、関学にとっては苦い勝ち点1となった。 成山監督は、「決められるところでは決める」と次戦以降の課題を挙げる。後半のMF泉らが右サイドからの崩しで作ったチャンスを生かしきれなかった。この日ゲームキャプテンを務めたMF関は、「決定機は作れていた。あとは気持ちの問題。次の試合では勝って波に乗りたい」と前を見据えた。 【前半】関学1-0大産大 【後半】関学0-1大産大 【試合終了】関学1-1大産大 【得点】関学:泉(9分) 大産大:本屋敷(83分) この記事の写真はこちら:http://www.facebook.com/UniversityNewsNetwork?ref=hl#!/photo.php?fbid=591725060837498&set=a.588528491157155.1073741833.430773716932634&type=1&theater
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