近大は、前日の試合から打順、選手を大幅に入れ替えた。「足の使える選手を起用した」と近大の榎本監督。2回の攻撃、近大は一死から東がセーフティバントで出塁。その後、谷村の中越二塁打、伊藤の犠飛などで3点を先制した。  投げては前日の試合8回まで投げた小出が好投。「昨日負けてしまったから、今日も投げたかった」と小出。「連投で疲れはあったが、逆に力を抜けた」と、初回から変化球を使い、打たせてとるピッチング。結局5回まで投げて被安打は1本、三塁を踏ませない完璧な内容だった。4年生として「自分が崩れてはいけない。チームを引っぱっていかないと」と話す小出。去年秋、無安打無得点を達成、ベストナインに選ばれた左腕には、この春も注目が集まる。 ●関西学生野球春期リーグ(4月14日・皇子山球場) 関西大 000 000 010 =1 近畿大 030 000 00X =3 【関西大】山本●、畑瀬−山下、響 【近畿大】小出○、倉田、上野、松田−谷村 この試合の写真はこちら https://www.facebook.com/photo.php?fbid=591488397527831&set=a.591488360861168.1073741835.430773716932634&type=1&theater