関大 苦しい白星スタート
関西学生サッカー前期リーグ第1節、関西大-神戸国際大が4月6日、J‐GREEN堺で行われた。昨年リーグ2位の関大は1部リーグ昇格を果たしたばかりの相手に1-0と辛勝し、苦しい開幕スタートとなった。
神戸国際大にまさかの苦戦を強いられた。
関大優位になるかと思われた開幕戦。関大は中央突破から敵陣に攻め込むも、神戸国際大の好守に阻まれ得点にはなかなか結び付けられない。さらにゴール付近まで攻め込まれる場面も見られ、うまく流れをつかめないまま0-0で前半を折り返した。
しかし後半に入ると、選手交代でサイドまで攻撃の幅を広げ、徐々に神戸国際大ゴールに詰め寄る。そして79分、DF内田からのクロスをMF篠原が冷静にゴール隅へ流し込み待望の先制点を挙げた。その後もサイドを起点とした攻撃から再三チャンスを作るも決定力を欠き、1-0で試合を終えた。
島岡監督は、「ボールを持つだけの時間が長かった。リスクを冒してまでゴールに向かう意識が低い」と試合の内容には満足していない様子。しかし一方で「(昇格したてだが、)相手をすごくいいチームと選手らが評価できていた。相手の強さを受け入れられたのは収穫の1つ」と得たものもあったようだ。
次節の相手も昨年1部昇格を果たしたばかりの関西国際大。今回の試合を受け、主将のDF都並は「今年も全試合厳しい戦いになると思う。1試合1試合を全力で戦う」と次節以降を見据え、気を引き締めた。
【前半】関大0-0神戸国際大
【後半】関大1-0神戸国際大
【試合終了】関大1-0神戸国際大
【得点】関大:篠原(79分)
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