ジャズの魅力人々へ
「ジャズは個人の上手さが求められる」そう語るのは今回参加した3チームのリーダーたちだ。「自分が信頼しているメンバーを集めました。不安などはありませんでした」とどのリーダーも口にした。どのバンドも合同での練習回数が3回以下。特に同じ大学の部活で共に練習している京大、同志社のチームはメンバーの帰省などで1度しか練習できなかったという。だが、本番では練習回数の少なさを感じさせない、すばらしい音楽を奏でた。
午後7時から始まったイベントは関大、旧大阪外語大がコラボした「関大近いクインテット」の演奏で幕を開けた。続いて同志社大の「抹茶ラテ」、最後は京大の「八つ橋クインテット」と続いた。「自分たちのやりたい曲をやりました」と吉村大地さん(同志社・4年)が言うように、どのチームもジャズの定番と言われる曲を演奏。少ない練習回数ながらも多少のアレンジを加えるなど工夫を施した。各チーム、途中にトロンボーンなどの楽器でソロ演奏などを挟み、終始観客を沸かせたまま幕を閉じた。今回の企画を務めた実行委員の黒石愛澄さん(同志社・2年)は「前回より多くの方に参加していただいてよかった。満足です」と笑顔で語った。
加盟している団体が揃い、演奏するイベントが10月5日に池田市民文化会館アゼリアホール(大阪府池田市)で行われる。
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