参加者は6人程度の班に分かれて活動し、交流を深めた。グループワークの大きなテーマは「今後の大学生活をどうしてゆくか」。理想とする自分の将来像を実現させるべく、大学でどのように過ごせばよいか考えを巡らせ、参加者同士でビジョンを共有した。「時間がある1、2年生のうちが、何か新しく始めて自分を変えるチャンス。そのきっかけを提供したくて開催した」と語るのは、代表の眞鍋光さん(同志社大・2年)。どんな自分になりたいか考えてもらうのみならず、参加者間のふれ合いを通じて多様な人生観を知ることで、刺激を受けてほしいという思いもこめる。  参加者間のつながりをより深めるためにさまざまな工夫が凝らされた。1グループあたり6〜7人という設定は、程よく話しやすい雰囲気を作るという狙い。難しいテーマを扱うグループワークにはゲームを取り入れるなど、砕けた印象を与えるよう努めた。会話が途切れがちな休み時間も簡単な出し物で会場の賑わいを保った。  10月に開催を予定している「関西学生サミット」のプレイベントの一環として位置付けられた今回の企画。眞鍋さんは、「今後のイベントの質をもっと高めて、参加者に一層満足してもらえるようにしたい」と意気込んだ。