関東の強豪、日体大相手に手も足もでなかった。藤田監督が「(ベスト4まで来れた)勢いがなかった。自分らのバレーができなかった」と話したように、完敗を喫した。
第1セット序盤までは6−7と接戦を繰り広げていた。しかしその後、京都橘大にミスが続出。サーブレシーブがうまくいかず、その流れでトスもスムーズにいかない。時にはお見合いまでしてしまう展開に。結局第1セットを13−25で落とすと、その後も終始日体大のペース。サイド岡部と主将のサイド高橋がところどころでスパイクを決めるも、流れを取り戻すことができない。最終第3セットには8−25と大きな点差をつけられ、決勝進出は果たせなかった。
試合後、高橋は「センターコートに呑まれてしまっていた。気持ちが浮いている」と反省した。しかし沈んでいる暇はない。9日には東海大との3位決定戦が行われる。この試合が大学最後の公式戦となる高橋は「ここ(センターコート)でやれることはお金に代えられないもの。明日は自分たちが楽しくできるような試合をしたい」と話した。また、当日は母校の応援が来る。藤田監督は「今日みたいな無様な試合はできない」と気を引き締めた。

●全日本バレーボール大学女子選手権大会(12月8日・とどろきアリーナ)

京都橘大 0 13-25 3 日体大
19-25
8-25