関学は序盤からオフェンス陣がさえ、試合開始早々、昨年の西日本代表選手権でも活躍していたRB鷺野が先制点となるTDを決める。今年の試合ではあまりTDをだせていなかった鷺野。今日は(ボールを)もらったら全部TDする気持ちで試合に臨んだという。その後も、鷺野は第2QでTDを決め相手のディフェンス陣を崩した。しかし、鳥内監督は「まだまだタフにならないとだめ」と厳しい指摘をした。

鷺野に続き、試合では下級生の活躍が目立った。2年生のQB斉藤から1年生のWR田中へのパスが2度も通り、そのままエンドゾーンまで走りきりどちらのパスもTDを決め、点に繋がった。

最後まで点を取り続け68-7で圧勝し、甲子園ボウルの出場が決まった関学。主将のDL梶原は「今日の試合内容は喜べない。2週間でチームを作り直す」と話し、鳥内監督も「いろいろ準備しなければならない」と甲子園ボウルに向けての意気込みを話した。

12月16日に行われる甲子園ボウル。西日本代表校としてどんな試合が繰り出されるのだろうか。

・全日本大学アメフト選手権・西日本代表校決定戦

  1Q 2Q 3Q 4Q
関学 23 24 7 14 68
名城 0 7 0 0 7