2部降格が決まっている同志社の1部での最終戦は
シーソーゲームとなった。

前半14分。MF山崎のCKをMF村上が頭で押し込み先制。
しかし20分。今度は左サイドの突破を許し失点。
試合は振り出しに戻る。

後半、びわこ大の相次ぐ猛攻をしのぎ、
後半18分にFW石津のゴールで逆転。
1点リードもつかの間、22分には再び追いつかれる。
それでも勝利への執念を見せた同志社。
35分にDF坂本がDFを振り切り、左サイドを
突破し3点目を突き刺した。
しかし、迎えた後半ロスタイムにまたも失点。
激しい撃ち合いは3−3で幕を閉じた。

勝利で終わることは出来なかったが、
上位相手に引き分けで最後を締めくくった。
望月監督は「常にリードできた。
気持ち的に前向きで戦えたし、
2部落ちを意識せず出来た」と
選手たちを称えた。

今年1年を振り返り、
「リーグ開幕当初、4回生が就活などで来られず、
リーダーシップを取りづらいところがあった。
チームとして、誰が引っ張るのか、何を目指すのか
あやふやになってしまった」と反省点をあげた。

来年は2部での戦いになる。
「プレー、パフォーマンス以外で選手1人1人が
どうチームに関わるのか。
意識改革をしないと、1部にはあがれない」と
厳しい戦いが予想される、来季を見据えた。

●関西学生サッカー後期リーグ第3節延期分(12月1日・J–GREEN堺)

同志社 3 0-0 3

びわこ

0-0
村上(14分)
石津(63分)
坂本(80分)
得点者

三輪(20分)
松田力(67分)
松田陸(92分)

 

立命 1 1-0 2

阪南

1-1
坂本(26分) 得点者

二見(91分)
河田(93分)