龍谷大は今季リーグで初の黒星となった。8戦で2セットしか取られていなかった龍谷大だが、京都橘大に得点差を大きくつけられ敗北。試合後には悔しさのあまり涙を浮かべる選手もいた。

龍谷大は出だしから京都橘大に先制点を許し、4失点に。サイド宮井が次々とスパイクを打つも決まらずミスや反則が相次ぎ、結局24-26で第1セットを落してしまった。続く第2セットもリズムは戻らないまま、ミスを連発。1セット目に得点を許したプレッシャーと焦りが募り、橘大に14-25と大差をつけられた。

激しい争いが繰り広げられる中、調子を取り戻した龍谷大は主将のサイド加藤やセンター松崎のスパイクが次々と決め25-22で第3セットを取る。その後続いて第4セット目も順調な出だしのように見えたが、結局ミスが相次ぎ20-25で第4セットも落とし、1-3でリーグ戦初黒星となった。

試合後、加藤は「ミスが多かった。今度の試合では勝ち負けだけではなく、内容が良いゲームができるようにしたい。」と悔しそうに振り返った。また、川島監督は、「優勝が決まったことにほっとしたのか、気持ちが緩んでいるように思えた。感情をコントロールすることが次の課題だ」とチームの建て直しを図るようだ。


・関西大学バレーボール連盟女子秋季リーグ戦第9日(10月21日・京都橘大体育館)
 

龍谷大(8勝1敗) 1 24-26 3 京都橘大(7勝2敗)
14-25
25-22
20-25