龍谷大は決して内容のよかったといえる試合ではなかった。1セットはサイド宮井が3連続サービスエースを決めるなど、流れに乗り、最大7点差をつけるなど一方的な展開が予想された。しかし、突如リズムを乱し、ミスを連発。序盤の大量得点や相手のミスにも助けられてこのセットをものにしたが、第2セットもリズムは戻らないまま、スパイクを次々に決められ7−3と相手にリードを許す。ここで、レシーバーと交代していた加藤を戻すと、チームが息を吹き返し、接戦となったこのセットを制した。接戦を制した勢いはとまらず、第3セットは相手に付け入る隙を与えずに勝利、無傷の6連勝を飾った。
 「簡単なミスをしてしまった。自分たちで自分の首を絞めていた。」そう話すのは加藤。「関西の大学には負けたくない」とも話し、その言葉から自信が感じられた。川島監督は「1年生の調子が悪かったが、4回生が頑張ってくれた」と、選手たちを労った。

●関西大学バレーボール連盟女子秋季リーグ戦第6日(9月23日・龍谷大体育館)
 

龍谷大(6勝) 3 25-19 0 大国大(2勝4敗)
27-25
25-18