がん細胞と肝細胞、ラット体内での培養に成功
本研究によって生まれた免疫不全SCIDラットは、現在広く利用されているSCIDマウスと比べ、より重度の免疫不全症を発症。これらの重症免疫不全ラットに、ヒトiPS細胞、ヒトがん細胞、ヒト肝細胞を移植した結果、ヒト細胞をラット体内で培養し、増殖させることに成功した。このラットは、がん研究、幹細胞研究、移植研究、創薬研究などにおける広範な利用が期待されている。
またこの研究成果は、9月13日付けの米国科学誌「Cell Reportsオンライン版」に掲載された。
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