調査報告書によると、原発依存比率15%を選択したのが全体の30.1%にのぼり、依存比率0%(23.3%)を上回り最多。同月に政府によって行われた討論型世論調査では、原発依存度0%を選択した人が46.7%ともっとも多く、世論と差異が生じていることがうかがえる。

 一方、「2030年の日本の原発依存度を、『0%、15%、20〜25%』のどれにするか8月末に政府で決定されることを知っているか?」の問いでは、「知らなかった」とした人が62.4%と半数を大幅に超えた。

 ドットジェイピーの意識調査企画担当、酒井大輔さん(関学・4年)は「若者は意外と現実的な意見を主張していると感じ」と話している。

なお、 調査の期間は8月18日から23日まで。対象には院生も含み、インターネットでのアンケートと紙媒体でのアンケートを併用して行われた。