関大 逆転勝利で2回戦へ
大阪府予選を勝ち抜き、迎えた天皇杯の舞台。
目標とする日本一へ向けて、まずは1回戦を勝ち抜きたいところだが
思いのほか苦しむ展開となった。
前半6分、開始早々に失点を許すと相手にペースを握られ、
反撃の糸口を掴めないまま35分にも失点を喫する。
「内容が悪く、ただただ時間が過ぎた」と島岡監督が話したように
自分たちのプレーが出来なかった。
しかし、2点ビハインドを背負って迎えた後半。
前半の流れを断ち切るべく積極的な攻撃に出ると、62分。
MF和田のゴールで1点を返すと、徐々にペースを取り戻した関大は
76分、79分とFW奥田が2得点をあげ、逆転。
そのまま守りきり、3−2で辛勝した。
試合後、島岡監督は苦しかった試合を振り返り
「誰かにスイッチを押されないと出来ない選手が多い」と
前半のプレーに苦言を呈した。
1点目をあげたMF和田は「前半は気がゆるんでいた。後半は
自分たちのサッカーが出来て良かった」と試合を振り返った。
次戦はガンバ大阪との対戦。MF和田は「プロが相手でも
自分たちのサッカーをしたい」と気を引き締めた。
●第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会1回戦(9月1日、キンチョウスタジアムで)
関西大 | 3 | 0-2 | 2 |
富山新庄クラブ |
3-0 | ||||
和田 奥田2 |
得点者 |
前田 |
コメントを残す