浴衣に想いを込めて
今回のイベントで 行われたのは、浴衣作りに使用する布を染める作業。初日には天然染料を用いた草木染め、2日目以降は植物の藍を用いた藍染めによってさまざまな色合いの布 が完成した。イベントに参加したボランティアをしたいという想いを持つ学生たちは、エプロンや手袋を身に付け、染料を染み込ませるために布を揉んだり足で 踏んだりと、初めての手染め作業に奮闘。全日程で一日あたり6人という少人数で行われ、イベントは終始和気あいあいとした雰囲気で終わった。イベントに参加した森下智恵さん(京都薬科大・3年)は「想像していたよりも楽しい雰囲気で参加できた。またこのようなイベントがあれば参加したい」と笑顔で話した。
Youth for 3.11関西支部代表である大阪大学大学院医学研究科・修士課程の田島将大さん(22)は「京都の伝統技術を用いて被災地にボランティアができるのがこのイベントの醍醐味。このイベントがボランティアをする機会のない学生へのアプローチになれば」と力強く話した。
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