準々決勝で敗退した総理大臣杯以来の公式戦は、8得点をあげる圧勝となった。

 前半10分、MF田中が先制点を奪うと13分にもMF篠原が2得点目をあげ、開始早々に試合を2−0とする。「試合が始まって10分くらいで自分たちのペースで試合を運べるとわかった」とMF田中が話したように、90分を通して終始関大がペースを握って試合を進めた。

 FW奥田がハットトリックを挙げるなど8得点を奪ったが、不用意なパスから失点を喫するなどミスも目立ったこの試合。「失点をしてはいけない試合だった」と田中。圧勝した一方で、守備面で課題が残った。

 試合後、島岡監督は「内容はあまり良くなかった」とコメント。大量得点にも浮かない表情だった。

 関大がかねてから目標として掲げている天皇杯優勝。まずは天皇杯への出場権を獲得するべく、8月26日に行われる決勝戦へ挑む。

●第92回天皇杯全日本サッカー選手権大会大阪府予選(大阪府)

関大 8 3-2 2

バッジーナ大阪FC

5-0
田中2
篠原
和田
安藤
奥田3
得点者

大畠2