きらびやかに 幻想的な灯りの世界へ
陶灯路とは同大がある、山科地域の伝統産業である清水焼の陶器や竹を使った灯りイベントで、京都橘大と地域、企業の連携活動から生まれた。大学内で開催されるのは、今年で4回目。テーマは七夕で、フォークソング部の演奏会や天文同好会による、織姫と彦星について解説など、七夕プラネタリウムの企画も催された。天候が悪く、開催できるか心配されたが、午後6時半から約2000個の陶器やグラスに灯りがともり、来場していた親子連れは、「とても綺麗」と感嘆の声を上げていた。
「灯りの数だけ、人の思いがある」と話すのは、今回のイベントの実行委員長である、大田雅之さん(京都橘大・3年)だ。「今年の1月から開催に向けて、準備をしてきたなかで、企業や地域の方々の理解や協力を得た。その方々の思いを込めて、学生が主体的にやるイベントに意義があると思うので、感慨深い」と話していた。また「このイベントをこれからも、多くの方々に知っていただけるように、企業とのコラボレーションをもっとしていきたい」とも語った。
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