古都の学生芸術家、東京進出
昨年の10月に設立したISITが販売展示会を行うのは今回で3回目。初回、そして前回の展示会「烏」はどちらも関西圏での開催だったが、今回はISITに所属するアーティストがACTから誘いを受けたことから、関東圏に初進出することになった。販売展示会には8人のアーティストの作品が出品され、企画管理のメンバーと合わせて11人で運営が進められた。
展示会に名づけられた「京」には「京都の学生に元気を伝える」という思いが込められ、「京」をかたどったテーマロゴも作成された。前回展示会の「烏」と同様、作品テーマに細かい縛りは設けず、8人のアーティストが思い思いの作品を作り上げた。
代表の橘俊明さん(京都精華大・4年)によると、遠方地の開催となっただけに、作品の搬入には苦労したという。前2回の開催ではメンバーで設営を行ったが、今回は代行に作品搬入を依頼し、できる限り意図が伝わるように会場のイメージ図を作成したそうだ。橘さんは「今回は今回は「売る」というより「ISITを知ってもらう」という意気込みで出展したので、知ってもらうという点では良いかたちで終われたのでは。実際、友達もたくさん増えました」と感想を話した。
ISITは今後、販売展示会だけではなく定期的な手作り市などの、簡単なイベントも開催していく予定だ。また、今年から1年生も含めたアーティストが3人、プログラムの技術を持つメンバーも1人加わり、団体としての基盤もさらに盤石なものになってきている。
ISITの公式サイトにはhttp://www.isit-gallery.info/から。また、普段の団体の活動は、facebookページhttps://www.facebook.com/ISITGALLERYからも確認できる。
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