「内容がダメでした」。試合後、サイド加藤主将は結果には納得しながらも悔しがった。準決勝はミスが重なり龍谷大のペースにできなかった。ブロック、スパイクすべての悪さに川島監督は選手に喝を入れた。
 だが、決勝では気持ちを立て直し総力戦で戦った。0−2で向かえた第3セット、相手のスパイクやフェイントに苦しみながらもサイド吉野の力強いスパイクでこのセットを取った。最後は相手の実力を見せつけられ負けはしたが、準決勝のような悔いは残らなかった。
 今大会でたくさんの課題がでたという龍谷大。7月14日から行われる東西インカレに向けて「センターラインの強化とトスの安定を中心に練習したい」と話す川島監督。さらにはスパイク、フォロー、ブロックも強化し、万全の状態で関東の強豪に挑む。彼女らの活躍に期待したい。

●第38回西日本バレーボール大学選手権大会準決勝(6月24日・兵庫県立総合体育館)
 

龍谷大 3 25-14 2 至学館大
22-25
25-13
22-25
15-12

●決勝
 

龍谷大 1 22-25 3 鹿屋体育大
14-25
28-26
15-25