作家の夢叶え、電子書籍出版へ
大日本トイレ奇譚は、トイレにこだわりを持つ藤原さんが全国の変わったトイレを巡り、配置や間取りなどを独自の目線で評価するという内容。当初は大学内のトイレを中心に巡っていたものだが、書籍化が決まったことでその規模を全国にまで拡げることになったという。全国各地のトイレを巡ったことについて「トイレが好きなので苦ではなかったが、交通費がかかって大変だった」と執筆中の苦労を語った。
「昔から本が好きで、高校時代は小説を書いて友人に見せていた」という藤原さんは、漠然と「作家になりたい」という夢を持っていた。そんな時に大学の図書館で出版甲子園のチラシを目にし企画を応募したところ、応募総数257企画中12位に入賞した。そこで応募した企画がある出版社の目にとまり、書籍化の話が持ち上がった。書籍化が決まった時の事を「本当に嬉しかった」とふりかえる。
その後、出版社と週に一度は進行状況をやりとりしながら執筆に励み、およそ1年かけて本が発売されることになった。「この本を出したことが自信に繋がった」と話し、今後も作家を目指し賞レースなどに作品を応募していくつもりだという。
最後に藤原さんは「何かしたいと思っているが何をしたらいいか迷っていたり、根拠のない自信を持っていたり、僕のような人はたくさんいると思う。そういう人の夢を後押しできたらなと思います」とさらなる夢を語ってくれた。
本はhontoのHP(http://hon-to.jp/)よりアプリをダウンロードし、アプリ内で「大日本トイレ奇譚」を検索すると手順に従って購入することができる。
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