センター戦の攻撃が要所で光った。サイド吉野やサイド宮井などのスパイクが決まる中、センターから赤星や古家後のブロードやクイックが決まり、相手守備のリズムを崩すことに成功。さらにはサーブでも相手を崩し、終始攻めの姿勢を貫いた。守ってはリベロ馬場を中心に粘り強いバレーを展開。3セットとも圧倒的な差をつけ、相手を寄せ付けなかった。

「(今日の試合内容は)よかった。サーブで攻めて、守備で固めることができていた」とサイド吉野。チームは試合を重ねるごとに良くなってきているという。コート中を駆け回るセンター赤星は、「自分が打ち込んで、サイドを楽にしたいという思いで戦っていた」と話した。
 しかし、どんな試合でも必ず課題は出る。「簡単なボールを落としていた」と川島監督。ここで決して満足はしない。
 次の試合は現在リーグ2位の京都橘大。吉野は「相手うんぬんより、自分たちのバレーをするだけ」と話した。

・関西大学バレーボール連盟女子春季リーグ第6日(5月5日・龍谷大体育館)
 

龍谷大(6勝) 3 25-17 0 京産大(4勝2敗)
25-11
25-18