サッカー関関戦 関大制す
伝統の一戦である関関戦は、両チームともリーグ戦未勝利の中での戦いとなった。開始早々、ペースを握ったのは関学大だ。積極的に攻め込み、ゴールを狙う。押し込まれていた関大だったが、前半14分。DF寺岡がCKから頭で押し込み、先制点を挙げると、徐々にペースを握り始める。24分にはDF秋山のクロスにFW海田が頭で合わせ、2−0に。流れを掴んだかと思われたが、直後の27分、関学大のFW浅香のシュートがDFに当たり、そのままゴールへ吸い込まれる。41分にはMF泉が2点目を決め、2−2へ。試合は振り出しに戻る。 迎えた後半、関大はテンポ良くボールを回し、関学大のゴールに迫る。しかし、ペースは握っているものの、ゴールが遠い。そんな展開を打破すべく、関大は次々と交代カードを切る。積極的な交代が功を奏し、後半87分。MF岡崎のスルーパスに抜け出したFW安藤大介が、GKとの1対1を冷静に流し込み、それが決勝点に。関大が3−2で勝利した。関学大は、後半は放ったシュートは1本と、終始自分たちのプレーを出来ず敗北。リーグ戦初白星を挙げる事は出来なかった。関大は連敗を2で食い止め、リーグ戦初勝利を手にした。 試合後、ゲームキャプテンを務めるMF田中は「(リーグ初勝利は)嬉しいが、まだまだこれから」と気を引き締めていた。
●関西学生サッカー前期リーグ第3節(4月21日・長居スタジアム)
関西大 | 3 | 2-2 | 2 |
関西学院大 |
1-0 | ||||
寺岡 海田 安藤 |
得点者 |
浅香 |
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